震災中世代の卒業式(2011/03/25)
2011/03/25、卒業式でした。子供の学年は100人弱。担任の先生が名前を読み上げ、校長先生が順番に手渡す。次の子供は壇上横で待っているという段取りです。母は1学年200人のマンモス校でしたから、もっと流れ作業だったと言います。父は20人未満の学校でしたから、校長先生が一人ひとりの名前を読み上げました。送辞・答辞も、母は”ひとり一言”、父は”結構長く話した”でした。
先にメモした立教新座の校長の文に”これからは震災前・震災後と呼ばれるだろう”とありました。おじいちゃんが小学生くらいで戦後を迎えた”戦中世代”だとすると、子供は”震災中世代”となるでしょう。
おじいちゃん世代が”明日は今日より良い日になる”という時代だとしたら、私たちは”科学技術が未来を開く”時代だったでしょう。子供は”自然が人間の想像を越える。原発も信用できない”科学不信の時代なのかもしれません。何を信じてよいのか分らない大変な時代になりそうですが、逆におじいちゃんたちのようなゲンキ一杯の時代になるかもしれません。そうであってほしいと願います。
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